3月 15th, 2014
ETCカードにはETC専用カードとショッピングなどと兼用できるカードの2種類があります。
どのような基準で選んだら良いのか考えてみましょう。
■ETC専用のカードとショッピング兼用の2つがある。
ETCカードには高速道路株式会社が発行している「ETCパーソナルカード(ETC専用カード)」と呼ばれているものと、ショッピングカードやクレジットカードのように、カード会社が発行しているものの2種類があります。
ETCパーソナルカードは、高速道路専用のカードなので、高速道路でしか使えません。
主に法人組織が運送や営業のときに使う高速道路利用料の管理に使ったり、個人でもこれ以上似たようなカードは作りたくないといった時に作ります。
最初に供託金のようなものを払って作成します。
■どちらを作るかは、日常性をチェックしてから決める。
これに対してショッピングカードやクレジットカードに付けるETCカード機能のものは「一体型ETCカード」とも呼ばれ、カード会社とETCカードが提携しているものです。
通常のショッピングと高速道路の利用が1枚のカードで行えて便利です。
どちらのカードを作った方が良いかは、利用者の日常性を洗い出すことではっきりします。
高速道路もスーパーなどでの買い物にも、日常的に行っているというなら一体型を、高速道路はたまにしか使わないというならETC専用カードでも良いと思います。
■ただし一体型のETCカードであっても、ショッピングカードポイントなどとの合算はできません。
マイレージとポイントは別々の使い方になります。
いま使っているショッピングカードにETCカードの機能を合体させても、ポイント自体は共有できません。
高速道路で貯まったマイレージは、請求書が届いた段階で利用料とマイレージが相殺されています。
別々の精算方式です。